ディズニーランドを訪れる際、身軽にパークを楽しむためにコインロッカーを利用したいと考える方は多いでしょう。特に「ディズニーランドのコインロッカーが埋まる時間」が気になる方は、荷物の預け先を事前に把握しておきたいという方ではないでしょうか。
この記事では、ディズニーランド内外にあるコインロッカーの埋まる時間帯や混雑傾向をはじめ、パーク外のロッカーや舞浜駅、ディズニーシーにおけるロッカーの空き状況についても詳しく解説しています。また、スーツケースやキャリーケースの対応サイズや手荷物預かり所、宿泊施設でのサービスの活用方法まで網羅しています。
当日のストレスを減らし、スムーズに荷物を預けるためにも、コインロッカーの場所や使い方を事前に知っておくことは非常に重要です。この記事を参考に、混雑するタイミングを避けながら、最適な荷物預け先を見つけてください。
ディズニーランドのコインロッカーが埋まる時間の目安とは
パーク外のロッカーは比較的空いている?
舞浜駅では?ロッカーの混雑状況
ディズニーシーはどうか?空き状況も紹介
コインロッカーの予約はできるのか?
パーク内のロッカーは何時に埋まる?
ディズニーランドのパーク内に設置されているコインロッカーは、特に朝の早い時間帯から利用が集中しやすく、多くの場合は午前10時前後には埋まってしまいます。これは、来園者が開園と同時に身軽になってパーク内を楽しみたいと考える傾向があるためです。
ロッカーの場所としては、エントランス付近に2カ所あり、アクセスが非常に良いことから利用希望者が多く、スピード勝負になります。特に混雑が予想される土日祝日や大型連休では、開園後1時間以内にすべて使用中になってしまうことも珍しくありません。
ただし、パーク内に設置されているロッカーのサイズはS・M・Lのみで、スーツケースなどの大型荷物には対応していません。荷物が多い方は、あらかじめパーク外のロッカーを検討しておく方が安心です。
パーク内ロッカーを確保するには、開園の30分以上前にはエントランスに到着し、入園後はすぐにロッカーへ向かうのがポイントです。パレードやアトラクションに気を取られる前に、荷物の管理を済ませておくことで、より快適にパークを楽しむことができます。
パーク外のロッカーは比較的空いている?

テーマパークタイムズ・イメージ
ディズニーランドのパーク外に設置されたコインロッカーは、パーク内に比べて比較的空きが見つかりやすい傾向にあります。特に舞浜駅周辺やバスターミナル付近、東京ディズニーランド・ステーション下にあるロッカーは、設置数が多く、サイズのバリエーションも豊富です。
こうしたパーク外ロッカーは、エントランスから少し離れているため、来園者が最初に目指すことは少なく、結果として空いていることが多くなっています。特にバスターミナル近くのロッカーは穴場と言われており、大型荷物対応のロッカーも揃っているため、スーツケースやベビーカーなどを預けたい人にとっては有力な選択肢となります。
一方で、利用にあたっては注意点もあります。ロッカーが園外にあるため、預けた荷物を取りに行く際には再入園が必要になります。これには再入園スタンプが必要な場合もあるため、事前にキャストへ確認しておくと安心です。
このように、少し足を伸ばすだけで混雑を避けられるパーク外ロッカーは、混雑時の心強い味方になります。開園直後に満杯となるパーク内のロッカーに固執せず、外部の設備も積極的に検討すると良いでしょう。
舞浜駅では?ロッカーの混雑状況
舞浜駅に設置されているコインロッカーは、ディズニーランドやディズニーシーの玄関口としての役割を担っていることから、混雑の度合いが非常に高い場所の一つです。特に朝の通勤ラッシュと重なる時間帯や、開園直後は多くの利用者が集中するため、混雑しやすい傾向があります。
駅構内には改札内外に複数のロッカーが配置されており、超大型サイズから小型までさまざまな種類が選べる点がメリットです。利用可能時間は、改札内が始発から終電まで、改札外は24時間(一部除く)と長く、旅行者にも利便性の高い環境が整っています。
ただし、混雑日には午前中の早い段階で使用中になることが多く、特に大型ロッカーは争奪戦になりやすいため、注意が必要です。電子マネー対応のロッカーと現金専用のロッカーが混在しているため、支払い方法に制限がある場合は事前に確認することも重要です。
このため、舞浜駅のロッカーを利用する予定がある方は、できる限り早めに現地に到着し、空きを確認することが望ましいでしょう。駅でロッカーを探す時間がもったいないという場合は、後述する予約サービスの活用も一つの手段となります。
ディズニーシーはどうか?空き状況も紹介
ディズニーシーにおけるコインロッカーの空き状況は、ディズニーランドと同様に混雑日には厳しい傾向があります。ただし、設置場所や時間帯によっては、空きが見つかることもあります。
パーク内にはエントランス付近に2カ所のロッカーがあり、主にS~Lサイズまで対応しています。こちらも朝の開園から利用が集中し、午前中には埋まってしまうことが多いため、入園後はなるべく早めにロッカーを確保することが求められます。
一方、パーク外のロッカーにはやや余裕があり、バスターミナルやリゾートラインの駅周辺などでは比較的空きが見つかりやすくなっています。特に、リゾートラインの「ディズニーシー・ステーション」や「東京ディズニーランド・ステーション」にもロッカーがあるため、こちらを活用するのも一つの方法です。
ただし、パーク外ロッカーのデメリットとしては、再入園が必要になることや、天候によっては移動が不便になる点が挙げられます。そのため、スーツケースなどの大きな荷物を預けたい場合には、天気や行動予定を加味したうえで、どのロッカーを利用するかを選ぶことが重要です。
このように、ディズニーシーにおいてもロッカーの確保にはタイミングと場所選びが鍵となります。空き状況に不安がある場合は、開園前に到着して素早く動くことが成功のポイントです。
コインロッカーの予約はできるのか?

テーマパークタイムズ・イメージ
現在、ディズニーランドやディズニーシーのパーク内に設置されているコインロッカーは、いずれも事前予約ができない仕様となっています。すべてが先着順での利用となっており、開園直後には混雑によってすぐに埋まってしまうことも少なくありません。
以前は舞浜駅周辺などにあるロッカーを対象に「To Locca」といった事前予約サービスが提供されていましたが、現在はこのサービスも終了しています。そのため、コインロッカーを確実に利用したい場合は、早朝に到着してロッカーに直行するなど、現地での早めの行動が重要となります。
一方で、駅構内や商業施設内など、一部の外部ロッカーでは独自に予約対応の仕組みを導入している場合もあります。ただし、それらの情報はディズニー公式サイトではカバーされていないため、自力で調べる必要があります。また、外部ロッカーの中には電子マネーに対応しているものもある一方、現金のみという場所もあるため、事前の確認と準備が欠かせません。
このように、パーク周辺においても「事前予約が確実に可能なロッカー」は限られている状況です。そのため、混雑が予想される日には、代替手段としてパーク外の空いている時間帯や穴場スポットを活用するなど、柔軟に対応することが求められます。
ディズニーランドのコインロッカー 埋まる時間を避けて活用する方法
宿泊者は宿泊施設のサービスも活用
近隣施設のコインロッカーをチェック
スーツケース・キャリーケースは?対応サイズ
ロッカーの大きさと利用可能サイズ
コインロッカーの料金は返金式なの?
コインロッカーで着替えはできるの?
手荷物預かり所の活用方法とは?
ディズニーリゾートでは、手荷物預かり所を使うことで、大きな荷物を持ち歩くストレスを減らし、身軽にパークを楽しむことができます。特にコインロッカーが埋まってしまった際の“最終手段”として、頼れる存在です。
手荷物預かり所は主に、東京ディズニーシー・ステーションの改札付近や、2025年1月から新たに設けられたキャリーケース専用手荷物預かり所など、限られた場所で運営されています。これらは常設ではなく、混雑状況に応じて臨時で開設される形式です。
通常のコインロッカーと異なり、スタッフに荷物を直接預ける形式で、料金は場所により異なります。たとえば、キャリーケース専用預かり所は一律1,500円とやや高めの設定ですが、確実に荷物を預けられるメリットがあります。ただし、預けた荷物の途中取り出しはできない点に注意が必要です。
このように、通常のロッカーが利用できない場合でも、手荷物預かり所を活用すれば安心です。利用できるかどうかは、現地のキャストに確認するのが確実です。
宿泊者は宿泊施設のサービスも活用

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ディズニーホテルに宿泊する場合は、ホテルの荷物預かりサービスを最大限活用するのがおすすめです。滞在前後に重たいスーツケースを持ち歩かずに済むため、より快適に過ごせます。
宿泊者は、チェックイン前・チェックアウト後でもホテルに荷物を預けることができます。さらに、「東京ディズニーリゾート・ウェルカムセンター」または「ボン・ヴォヤージュ」からホテルへ荷物を配送する「バゲッジデリバリーサービス」も利用可能です。
ウェルカムセンターでの受付は午前7:30〜16:00、対象ホテルは東京ディズニーランドホテルやホテルミラコスタなど一部に限られています。一方、バリュータイプの「東京ディズニーセレブレーションホテル」に宿泊する方は、「ボン・ヴォヤージュ」での有料預かり(1個800円)が利用可能です。
また、帰りの手間を省ける「ステーションデリバリーサービス」も便利です。チェックアウト後にホテルからウェルカムセンターへ荷物を配送し、パークを満喫した後、駅で受け取れる仕組みとなっています。
こうしたサービスは、ディズニーでの移動を格段に楽にしてくれます。事前に対応ホテルや受付時間を確認し、計画的に利用しましょう。
近隣施設のコインロッカーをチェック
コインロッカーはパーク内だけでなく、舞浜駅やイクスピアリといった近隣施設にも多数設置されています。混雑が激しい日や、スーツケースのような大きな荷物を預けたいときは、こうした外部ロッカーが有力な選択肢になります。
舞浜駅には改札内外合わせて6カ所のコインロッカーがあり、リアルタイムで空き状況を確認できるモニターも設置されています。サイズも豊富で、電子マネー決済にも対応しており、観光客にも使いやすいのが特徴です。
また、商業施設「イクスピアリ」内にも4カ所のコインロッカーがあり、特に午後からの利用者が少ない時間帯には空きが見つけやすくなります。料金はサイズに応じて400円〜800円ほどで、パーク内と同様の水準です。
荷物を預ける場所をあらかじめ複数ピックアップしておけば、当日慌てずに行動できます。近隣施設のロッカーは空いている可能性が高いため、混雑時は積極的に選択肢に入れると良いでしょう。
ロッカーの大きさと利用可能サイズ
ディズニーリゾートに設置されているロッカーには、S〜XXLまでのさまざまなサイズが用意されています。預けたい荷物の種類や大きさに応じて適切なサイズを選ぶことが、スムーズな利用のカギとなります。
サイズごとの目安は以下のとおりです。
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Sサイズ(約29×36×42cm):財布や小型バッグ向け
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Mサイズ(約37×36×42〜57cm):小さなキャリーケースなど
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Lサイズ(約50×36×42cm):1〜2泊用の荷物や大きなぬいぐるみ
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XLサイズ(約77×36×57cm)、XXLサイズ(約117×36×57cm):スーツケース、ゴルフバッグ、ベビーカーなど
なお、パーク内にあるロッカーは基本的にLサイズまでしか設置されていません。XL以上のロッカーは舞浜駅やバスターミナル、イクスピアリなど、パーク外のロッカーを利用する必要があります。
ロッカーは先着順のため、空いているサイズが限られていることもあります。荷物のサイズに合ったロッカーの場所を事前に把握し、スムーズな預け入れを目指しましょう。
スーツケース・キャリーケースは?

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スーツケースやキャリーケースなどの大型荷物を預けたい場合、設置されているコインロッカーのサイズ制限に注意する必要があります。ディズニーランドやディズニーシーのパーク内ロッカーは最大でもLサイズ(約50×36×42cm)までの対応であり、多くのスーツケースは収納できません。
そのため、これより大きな荷物はパーク外のXL(約77×36×57cm)またはXXL(約117×36×57cm)サイズのロッカーを利用することになります。特に舞浜駅周辺やバスターミナル付近には、特大サイズのロッカーが用意されており、スーツケースやキャリーケースの預け入れにも対応可能です。
さらに、2025年1月に新設された「キャリーケース専用手荷物預かり所」(混雑時に臨時開設)では、タイヤ付きの荷物のみを預けることができます。一律1,500円と料金はやや高めですが、大きな荷物が預けられる点は魅力です。
このように、スーツケースを持ち込む予定がある場合は、パーク外の預け場所の把握が重要です。事前にサイズや場所を確認しておきましょう。
コインロッカーの料金は返金式なの?
ディズニーリゾートに設置されているコインロッカーは、すべて「返金式」ではなく「使い切り式」です。一度料金を支払ってロックをかけたら、その後に荷物を取り出して再び入れる際には、新たな料金が必要になります。
料金はサイズによって異なり、Sサイズが400円、Mサイズが500円、Lサイズが600円、XLおよびXXLサイズは800円が目安です。なお、2025年1月に新設されたキャリーケース専用手荷物預かり所(混雑時に臨時開設)は、1個あたり1,500円の定額制となっており、サイズに関係なく同一料金で利用できます。
このような仕組みのため、頻繁に荷物を出し入れする予定がある方は、必要な荷物だけを取り出しやすい位置に分けておくとよいでしょう。ロッカー利用のたびに料金がかかることを理解した上で、無駄な支出を防ぐ工夫が大切です。
コインロッカーで着替えはできるの?
コインロッカーはあくまで「荷物を保管するための設備」であり、着替えをする場所としての利用は想定されていません。そのため、ロッカー前で着替えをすることは、他の来園者の迷惑になるだけでなく、施設の利用マナーとしても適切ではありません。
ロッカーの設置場所は通行人の多いエントランス周辺や駅構内であることがほとんどです。プライベートな空間がないため、着替えには不向きな環境です。事前にホテルや自宅で済ませてくるか、どうしても必要な場合はトイレの個室を利用するなど、周囲への配慮が必要です。
マナーを守って利用することで、すべての来園者が気持ちよく過ごせる空間を維持できます。
ディズニーランド コインロッカー 埋まる時間と利用時の注意点まとめ
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パーク内ロッカーは開園から1〜2時間以内に埋まりやすい
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土日祝や連休は開園後すぐに満杯になることが多い
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パーク内ロッカーはS・M・Lサイズのみ設置されている
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スーツケースはパーク外のXL・XXLサイズロッカーを利用する
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パーク外のロッカーは比較的空いている傾向がある
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バスターミナル周辺のロッカーは穴場で空きやすい
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舞浜駅のロッカーはアクセス良好だが混雑しやすい
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舞浜駅ロッカーはサイズも豊富で24時間利用できるものもある
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ディズニーシーも午前中にロッカーが埋まりやすい
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ロッカーはすべて先着順で、事前予約は不可
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キャリーケース専用預かり所が臨時で開設されることがある
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ホテル宿泊者は荷物配送サービスを活用できる
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コインロッカーは一度開けると再利用時に再料金が必要
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ロッカーでの着替えはマナー上NGとされている
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荷物預かり所や外部施設も選択肢に入れると安心できる